これは、私が大学生の時に体験した話です。
自室で寝ていると夜中に突然目を覚ましました。自分は、眠りは深い方で目覚まし時計などの耳元の近くでの大きな音や目が覚まさないといけないほどの怖い夢を見ない限りは起きない人です。なのに夢も何も見ずにいきなり起きてしまいました。その時の寝ている向きは横向きの状態でした。
起きてしまったのは仕方ない、今何時か見てからまた寝ようと思い、時計の方を見ようと思ったのですが首が動かないんです。え?って思って足や手なども動かそうとしても動きませんでした。恐らく金縛りにあったんだと思います。なんで?と思っていると今度は片方の足首に縄の様な感触に気づき、軽く後ろから引っ張られている様な感覚がありました。けどおかしいのです。寝ている私が背にしているのは壁です。壁から縄が出てきて、自分の足首に巻き付かれた?と寝ぼけた頭でそう考えました。
縄みたいな物を意識すると次はシャリン…シャリンと鈴の様な音が聞こえてきました。これも背後から聞こえてきた感覚がありました。なんでこの音が聞こえてくるのか、なんで金縛りにあってるのか、なんで起きてしまったのか頭がパニックになっていると鈴の音が次第に遠くになり、完全に聞こえなくなると金縛りが解けたのか体が動けるようになり、縄の感触も消えました。そして、すぐに寝ました。また金縛りや鈴の音が聞こえたら嫌だったからです。
なんであんな体験をしたのかが今でもよく分かりません。怖い話や怖いゲームは好きで大学生の時が一番DVDを借りて一人で見ていたり、本を読んだりしていましたがそれが起因だったのでしょうか?しかし、心霊現象が起こったのはその時だけなのです。たまたまその時にそこにいた何かとの波長の様な物が合っていたのでしょうか?
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