私の祖父が亡くなった時の事ですが、おじいちゃん子であった私はとても祖父が大好きでよく遊びに出かけていました。
祖父の家は山あいにある小さな村で、麓の街からは車で1時間ほどのところにありました。
長らく病気を患い、麓の病院に入院していたのですが治ることもなく、その病院で亡くなりました。
その地域の風習かどうかわからないのですが、病院から祖父の家まで霊柩車でご遺体を運ぶときに、棺桶の四方に人が座り運びます。
私も、祖父の足元に座り祖父の家に向かいました。
村に入る入り口に大きな鳥居があるのですが、そこをくぐった瞬間に意識が遠のく感じに襲われました
気がつくと、いつの間にか祖父の家に着いていました。
少し怖さを感じた私は、父親にそのことを話したのですが、疲れが出たんじゃないかと言われました。
あの時の感覚は今もなおよく覚えていて、思い出すたびに少し怖さが蘇ります。
オカルト研究室室長の考察
亡くなった祖父のご遺体を運んでるときのことと、神社の鳥居を通り過ぎた時に意識が遠のいてしまったとのことですが、状況からみると悪い心霊現象ではないように思えます。おじい様が最後にお別れをしに来てくれたのかなと思います。
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