私が体験した周りが恐怖した話しです
10年ちょっと前にいわく付きな場所に行くのを
先輩や友達がはまっていた時期に東尋坊の雄島に深夜に行きました
その時私ははまっていたコンビニおでん等を買って持っていたんです
道中問題なく雄島付近について橋を渡って目的地についた後何故か先輩が二つに別れて行きたいと言ってきて何故かみんな賛成してしまい適当に別れて進むことになったんです
先輩数人チームと私のチームでした
(雄島は正しい方から歩かないと危険らしいと後から聞きました)
道なりを歩いていると祠みたいなのがありお参りして先に行こうとしたら周りが先輩の声がするやっと合流か?と言いながら早足で行ってしまいました
私はおでんが傾くのが嫌でゆっくり歩いて向かうと皆がいません
不思議に思いながら進むと橋のところまできてしまいました
誰も見当たらなくて携帯に連絡しても誰もでない
仕方がないのでおでんを食べて待つけども見当たらず車はあるので帰っていないのがわかるだけでした
二時間たったぐらいに先輩達が泣きながら帰ってきて何処にいた!と私は叱られました
皆同じ道をグルグル歩き回っていたそうです
帰れないと恐怖していたら橋のところに出れたらしいです
まず小さい頃の不思議な体験談から
これは母親に聞いた話で私は覚えていないんだけど。私は保育園に入った頃、うちの近所の公園で遊んでたんだけど。帰るといつも「今日はハトちゃんと遊んだ」と言っていたらしい。ある日家に「ハトちゃん連れてきた」と言ってあそび始めたのだが、私の声しか聞こえず不思議に思ったら母が部屋に見に行くとそこには私しかいなくてひとりで話して遊んでたらしい
これはイマジナリーフレンドなのか母には見えなくて私には見えてたのかはこの話を聞いた時分からなかった
これも保育園くらいの話しでこれは悪いことしたから覚えてるんだけど
私のタイの家は田舎にあるんだけど、うちの近所はほんとに昔の家って感じで結構さびれてんのよね。
で、隣の家におじいちゃんの妹が住んでるんだけど。その家の2階には昔から絶対に上がるなと言われてて。見るからに怖いんよね。下から除くだけでも。
でも子供の好奇心は止められず。何故か私は1日ずつ階段を一段一段上がっていったのよね。なんでかは覚えていないんですけど
で何日目かにちょうど1番上に、つまり2階にたどり着いたのよ。その時なんか身体中に寒気みたいなのが走って直ぐに降りたんだけど。
次の日私はナイフで葉っぱを切ってたのよ。ザクザクと
ただ自分の左の手のひらをまな板代わりにして……これは私覚えてないんだけど。母の話では血が出ようが無心で切りまくっていたらしく
想像するだけでこわいなぁと思うんです
お寺に来た時のことは覚えてるんだけど。
そこには母お抱えのお坊さんが居て、その人に見てもらったのよ。
そしたらその人は私がおじいちゃんの妹の家の2階に上がったことやそこで何かがついた?事とかを言い当てて、母にバカクソに怒られたんだけど。
お坊さんが言うには運が良かったようで、私の守護霊が被害を最小限にしてるとか何とか
子供だったのでこの時は話の意味も分からず、とりあえず悪いことをして母に怒られたという記憶が強く残ってるんですけど。
お坊さんはタイから離れればとりま大丈夫的なことを言ったらしく私は急遽日本に帰ってきたんよ
ちょっと雑談だけど
これ同じ人いるかもだけど、物心ついた頃から私ちょう瞬間予知夢を見るようになったんよね。これなんでちょう瞬間かっていうと。あ、ここ夢で見たってとこが10秒から20秒くらい現実で起きるという。いわゆるデジャブというものが多く出るようになって。だからといって基本的に記憶の奥に眠ってるからその時にならないと分からないことが多くて何の役にも立たなかったんだけど。
1度だけ車に轢かれそうになったのを回避出来たことがあり命が助かりました。
母が家に帰るとわたしがいなかったらしいの。
母が家に帰った頃だからまぁ深夜よね
で探し回ったら、家の通りから2本降りた通りの端の公衆電話の下で寝てたらしいの。
起こしても起きないからとりあえず運んで朝に怒ったらしいんだけど。
私全く覚えてなくて
それから1週間くらい公衆電話で寝てることが続いたんだって
でも私記憶ないの。普通に信じてなかったよね笑
何言ってんのこの人くらいにしか思ってなくて
だって朝起きたら布団でちゃんと寝てるし
なんか怖がらせようとしてんのかなとか色々考えてた記憶があるけど。
何日かその小学生の徘徊が続いたある日に。いつも通り私は公衆電話のそばで寝てるのよ。そんで母はもう怖くなってきて。仕事行くのやめようか迷ってたんだって。そしたらわたしが急に目を覚まして。「ハトちゃん」って言ってもっかい寝たらしいの。その日から私は徘徊しなくなってそれでも心配な母は少し仕事を休んだりして。少し経ったらいつもの生活に戻ったんだけど。
これ聞かされたの高校生とかの時だから普通に私変な子だったんだな……
って思ったよね
母は「もう捨ててやろうかと思った」っていってたwwww
もし興味がある人読んでみてくれ、長くなったらスマソ。
小学4年とある放課後、正門で靴箱から出てくる友人を待っていたんだ。
15分くらいした時か、ふと昇降口の方を見ると異様なものがそこにいた。
こちらに向かって手招きする人の形をした影だ
それに気づくと自分は走って通学路を走っていたのを覚えてる、そしてその影は追ってきてはいなかった
帰宅して玄関のドアノブを回すと鍵がかかっている 両親は仕事で不在だった
しばらくして長男・三男も帰ってきて、母 父も帰宅した。今日あったことを話そうか迷ったが、父は真面目で
鼻で笑われるとわかっていた自分はそのまま就寝した
その日の深夜、お約束のように金縛りがきて焦る自分。部屋の中に誰かがいる気配がないため少し怖いながらも安心していたのもつかの間
窓を爪?のようなもので カリカリカリ・・・となる音が聞こえてきた。
外からそいつが侵入してくる気配はないがひたすら音を鳴らしていてとてもじゃないが平常心ではいられなかった。
しばらくして、耳元でボソボソ・・っと声が聞こえた。
「もう会えないかもしれない」
そう聞こえると金縛りが解け、静寂に包まれた。
今思えば、もう会えないかもしれないということは以前にあったことがある人物なのか?でもその直近でいなくなった人間はいなかったはず。
真相は不明のままだが、人生で一番謎のまま今に至る話である
その日はやけに疲れてたんだ。
いつもは曲がらない道で曲がってしまって、しかもあろう事かそのまま進んでしまった。
気づいた時には全く知らない道に出ていた。
街灯もない山道に入ってしまった。
俺はナビを見るために1回止まることにした。
ナビを開いても上手く位置情報が拾えない。
最近は田舎や山の中でも圏外になる事は少ないのに。
時刻は0時頃、誰かが通る気配もない。
このまま進む訳にもいかず、辺りが薄ら明るくなるまで待つことにした。
眠ろうにも、その日叱責した社員の恨めしい目や俺の陰口を言いまくる女社員の言葉が頭をぐるぐる駆け巡って眠れない。
俺は再び起きてスマホを開いた。
なにかおかしい。
少なくとも数分は目を閉じていたはずなのに時間が一向に進んでいない。
焦燥感や不安とともに冷たい汗が一気に滲む。
周りの木々が囲んで俺を見ているようなそんな気になる。
コンコンっと不意に車の窓ガラスが叩かれ俺の体がビクッと跳ねた。
窓ガラスの外には警官が2人立っていた。
「大丈夫ですか?不審な車が止まっていると通報があったので来ました。」
感じのいい中年のおっさん警官の声に安心した俺は車から降りて事情を説明した。
「この辺は迷う方が多いんですよ、帰り道を案内するので1回このままついてきてください。車の方は道が分かったら取りにこればいいでしょう」
風もないのに木々がざわめいている。
いや違う。
自分の心臓だ。
俺はいても立ってもいられなくなり車に飛び乗った。
そして窓ガラス越しの警官を視界に入れることなく車を急発進させた。
あの警官はおかしかったんだ。
その時はただどこでもいいからそこから離れたかった。
思えば最初は窓ガラスが閉まっているのに警官の声はまるで真隣で喋ってるようだった。
降りてから気づいたがもう1人の警官は顔がなかった。
最初は影になっていて見えないだけかと思ったが違った。
顔の部分が墨で塗ったみたいに真っ黒だったんだ。
俺は少しだけバックミラーを確認した。
警官は真顔でこちらを見つめていた。
街灯のない山道をひたすらに進む。
何度も警官2人にすれ違う。
「この辺は迷う方が多いんですよ、帰り道を案内するので1回このまま着いてきてください。車の方は道が分かったら取りにこればいいでしょう」
警官とすれ違う度に声が耳元から聞こえる。
気づいたら俺は車通りのある広い道に出ていた。
近くにコンビニに車を停めてスマホを確認すると時刻は0時半、位置情報は俺がいつも通勤に使う道の1本先を示していた。
俺はそれから会社を辞めた。
溜まりに溜まった疲労があんな幻覚や夢を見せたのだと自分に言い聞かせる為に。
辞めてからは特になにもなく過ごしている。
一緒に行ったんだけど、連れてこられたのがラブホの廃墟。つまり心霊スポットなんよ。
私ブチ切れて
「お前私がこういうとこ来ねーの知ってるくせに何してんだこら」
とキレ散らかしたら
「いいじゃん、楽しいよー私霊感あるから大丈夫」
と言うので
「霊感あんなら尚更連れてくんじゃねーよインチキビッチ!テメーの自己満足に人巻き込んでんじゃねーよ」
とまぁ、凄い剣幕で怒るもんだから男共はドン引き
それでも連れていこうとするN
男たちも嫌がる私を無理やり引っ張り結局同行する羽目に
「死人が出たらお前の責任だからな」とNに忠告するも効果はなく
廃墟に足を踏み入れた。Yも居らず不安しかない私は今までよりも酷い寒気で鳥肌がたち
これは終わったかもしれないと思いながらタイ語で「何かしたら許さねーからな」と怒鳴り牽制。
だが寒気は消えず私は諦めて死ぬなら私でいいと思いながらその廃墟巡りを終えた。
その後車に戻ろうとするとNが
「ちょっと待って○○(私)に霊がついてるから坂の下まで一緒に歩いて」
と訳の分からないことを言い始めた。私は心の中でずっとついてんだよ!!!!って思いながら言う通り坂の下まで降り、車に乗って一緒に帰った。
後日その車の持ち主が事故にあって亡くなった。
お坊さんに会いに行き、起きた出来事を伝え、私にまだ悪い霊はついているのか、どういう状況か、取り除けないのかなど聞けることを全て聞いた
お坊さんの話をまとめると
悪霊はあの日からずっとついている
本来ならあの時に死んでいてもおかしくないほど強いものである
私についている別の霊が私の命だけは守っている
飲み会の女の子は私の霊と私の友人のおかげで誰も殺さず、そして死なずに済んだ
悪霊は他の人を殺したが、本来殺したいのは私である
取り除く事は可能だがそのお坊さんでは無理で、別の力を持つ人でないといけない
など、今の状況はとりあえず把握出来た。
とりあえずおぼうさんが紹介してくれたお祓いをする人の元へ行くことに
その人は違うお寺にいて、私と母はそのお寺に向かう
そのお寺はそんなに遠くなくて、他のお寺と変わらない感じだった。
お祓いするって言うからなんかこうもっと遠くて豪華なのかと思ってた
お祓いする人に見てもらったんだけど、その人に「無理」と一刀両断され、ちょっと傷付いて家に帰った。
高校に入ってから、親友になる女の子(T)と出会ったんだけど。その子最初はめっちゃ冷たくて、ガンガン押しまくって仲良くなったんだけど、仲良くなってからなんで冷たかったか聞いてみたのよ
そしたら
「なんか嫌な感じしたから近付きたくなかった」
って言ってた
Tは霊感はないんだけど、嫌な気配とか影響とかはよく受けるらしい
めっちゃ仲良くなって人生で初めてくらいに心が通じ合える相手って感じがしたんよね。
そしたら、そのスペース見た瞬間なんかそこだけ明るい感じがして
「え、なんか変じゃね?妙にいつもより明るくね?空気が澄んでるきがしね?」って思ってたんだけど。口には出さなかったのよ。
で、いつも通り椅子に座って2人でゲームしてたらTが急に
「なんかいつもと空気ちがくない?」
って言い始めて
「だよね!?そうだよね!わたしも来た時に思ってたんよ!」
って言ったら
「霊的なあれかねどうしようか」
って言いはじめて
やばい、どうしよう、この子辺になっちゃったらやばい
って私めっちゃ怖くなっててん
そしたらTがお母さんに電話して聞いてみるって言って少したって戻ってきたの
「お母さんが言うには嫌な感じとかないなら大丈夫だよ。神霊とかそういう系かもねって言ってた」
って話で2人とも安心したんよ
要するに開かずの間みたくなってる部屋を後に仲間に自慢したくて勝手に無理やりに開けたわけだ。
ホコリにまみれた物置な部屋だったしガッカリしながら出て再び見るとお婆さんが奥におり、びっくりしすぎて猛ダッシュで逃げてきた。
外に出てみるとズボンはオシッコ漏らしててびっちょびちゃ。
あれはマジで怖さ満点だったな。
昔だが、場所は具体的に示そうと思うので、もし同じ体験をしていたり、何かその場所の曰く的なことを知っていれば教えてくれ。
あと最悪これはただの夢だった可能性もある。
もう何年前になるか記憶にないが、国立競技場が新しくなる数年前(工事が始まる数年前ね)、千駄ヶ谷の駅から東京体育館の脇を通って、左側に国立競技場が見える広場的なところを進むとその先の道に出られる場所があった。
小道とかではなく、公園ぽくなってる広い場所で行きも帰りもいつも大勢の人が通ってる。
国立競技場周辺に行ったことある人なら「ああ、あの場所ね」ってわかると思う。新しくなった今もその場所自体はあるので行くとすぐ分かる。
それで昔はその場所に磨いた石で出来たベンチがあって、そのベンチの真ん中が灰皿になっててタバコが吸えたんだ。
今の時代では考えられんがな。
ベンチはまだあるかも。
その頃の俺の職場はそこを抜けた先の道沿いだったから、いつも千駄ヶ谷の駅で降りてそこを抜けつつ途中でタバコを吸ってから会社に行き、帰りもそこを通って一服してから駅に向かってた。
ただ吸ってるわけではなくて、スマホでニュースを見ながら吸ってたんだが、途中で突然ニュースの更新が出来なくなって、よく見たらスマホが圏外になってた。
こんな東京のど真ん中で圏外なんてあるかよと思ったが、まあ、いいやと思い顔上げたら違和感に気づいたんだ。
誰もいない。
急いでイヤホンを外したら怖いくらい静かだった。
車も走ってない。
数年その現場に通ってたが、21時前でこんなに人が居なくなるって始めてだったが、その時は珍しいこともあるもんだ。くらいだった。
タバコを吸い終わって駅に行ったが道中も駅も誰もいない。
自動改札は開いたままになっていて、近くに駅員もいないし、でもまあ通勤定期だし降りる駅で事情を言えばいいかと思って駅に入ってホームで電車を待ってたんだがこの時間で30分待っても全然来ない。次の電車を示す掲示板を見たら、それは映ってなかった。
さすがにおかしいと思ったんだが、その時点ではまだオカルト的なものではなく、政府から緊急避難命令みたいなものがでて、俺が音楽聴いてたから聞きはぐったのかもしれないとか思ってた。
そんなこともあるわけ無いんだが当時は本気でそう思った。
駅前に交番があるからそこなら警察官か誰かいるだろうと思って向かったんだが誰もいなかった。
避難したにしても音楽聴いて下向いてたからといって東京の都心部で万単位の人が気付かずに短時間でいなくなるわけない。
だんだん怖くなってきて、取りあえずさっきの喫煙所まで戻った。
そこに戻ったのは大した意味は無くタバコを吸って落ち着きたかった、それだけだ。
喫煙者なんてそんな感じだ。
タバコを吸いながら取りあえず友人に電話したが、圏外なので当然繋がらない。
それでもスマホを再起動したりして何とか誰かと連絡を取ろうと思ったが状況は変わらなかった。
ダメだと思って顔を上げたらまた異変に気づいた。
雪が降ってる。しかも足首あたりまで積もってる。冬だから雪が降ることはあるだろうがそんな短時間に積もるか?
オカルトなんて信じない方だがさすが怖くなって何かいるのかと辺りを見回したら、いた。
いてほしくなかったが。
東京体育館の方に白いワンピース?のような服を来た女性が。
しかもワンピースは半袖だ。しかも裸足なのが分かる。足首あたりまで雪が積もってるのに裸足なのが見えたのは浮いてたからだ。
何で浮いてると思ったかというと足が地に着いてる感じではなくだらんとしてたから。
明らかに普通じゃないもので見てはいけないもののような気がしたから。
俺は再度誰かと連絡を取ろうとまたもやスマホを再起動とかしはじめた。
スマホをいじってたので目線は手に持ったスマホを見てたので少し下を向いていたのだが、また急に異変に気づいた。
手元のスマホの先にさっきのワンピースの女性の身体が見える。
つまり目の前にいる。
また変化に気づかなかった。
足元はやっぱり浮いているように見えたが、目の前で俺は下を向いていたから顔はわからない。
一番怖いのはその女の吐息のような音が聞こえたことだ。
生きてる人?よくわからん。
どうしていいかわからず固まってた。さすがに目を逸らせなかったが動くことも出来ない。
どれくらい硬直していたかわからない。
ものすごく長く感じたが、実際は数分かもしれない。
向こうも特に動かなかったのだが、吐息だけは聞こえていた。
どれくらいかして、女の手が動いたような気がした。
その瞬間にとっさに走り出した。とにかく女を見ないように自分の会社に向かって走った。
会社ならセキュリティーキーを持ってるから中に入れると思ったから。
そこからはそんなに遠くないからとにかくダッシュで走ってその時間は地下からしか入れないから地下に行って通用口からセキュリティーキーを使って中に入った。
本来はビルの警備員がいるところも通ったがやはり誰もいない。
とにかく8階の自分たちのオフィスに行き中に入ったが誰もいない。うちの会社はシステムの運用系の仕事もあったから、本来は夜勤が誰かしらいるのだが、誰もいなかった。
さっきいた場所から少し移動したことになる。
追ってきたのかと思うと本当に恐ろしかったが、そこからだと距離があったので、今度は少し観察出来た。
間違いなく女だ。遠く視線まではわからなかったが、向こうもこっちを見ている気がする。
どうしようかと思っていたが、一瞬目を離したすきにいなくなってしまった。
ビルに入ってきたのかもしれないと思って軽くパニックになったが、しばらくしても女が現れることは無かった。
自分の席で座っていると、疲れからか寝てしまった。
朝になって会社の同僚に起こされた。
徹夜したのかとか、何かトラブルでも発生したのかとか聞かれたが、自分も記憶が混乱して曖昧にというか何も答えられなかった。
ひょっとして、仕事が終わって疲れてここで寝てただけで、全部夢?
ただ、コートは来たままだったから外には出たんじゃないかと思う。窓のそばに行くともちろん女はいなくて、雪もなくなっていた。
同僚に「一晩で雪は溶けちゃったんだな。」と言ったら「は?雪なんて降ってないだろ?」と言われた。
やっぱり夢だったのかもしれないが、今でもよくわからない。
ただ、夢にしては今でも女の吐息まで思い出せるくらい明確な記憶だ。
近くに心霊スポットもある場所ではあるが過去に何かあった場所なんだろうか?
さっきいた場所から少し移動したことになる。
追ってきたのかと思うと本当に恐ろしかったが、そこからだと距離があったので、今度は少し観察出来た。
間違いなく女だ。遠く視線まではわからなかったが、向こうもこっちを見ている気がする。
どうしようかと思っていたが、一瞬目を離したすきにいなくなってしまった。
ビルに入ってきたのかもしれないと思って軽くパニックになったが、しばらくしても女が現れることは無かった。
自分の席で座っていると、疲れからか寝てしまった。
朝になって会社の同僚に起こされた。
徹夜したのかとか、何かトラブルでも発生したのかとか聞かれたが、自分も記憶が混乱して曖昧にというか何も答えられなかった。
ひょっとして、仕事が終わって疲れてここで寝てただけで、全部夢?
ただ、コートは来たままだったから外には出たんじゃないかと思う。窓のそばに行くともちろん女はいなくて、雪もなくなっていた。
同僚に「一晩で雪は溶けちゃったんだな。」と言ったら「は?雪なんて降ってないだろ?」と言われた。
やっぱり夢だったのかもしれないが、今でもよくわからない。
ただ、夢にしては今でも女の吐息まで思い出せるくらい明確な記憶だ。
近くに心霊スポットもある場所ではあるが過去に何かあった場所なんだろうか?
私はやや不登校気味な小学生であった。
外出はあまりせず、家の自室に引き篭もり絵を描くのが好きだった。毎日時間が過ぎるのも忘れるくらいに描画に没頭していた。両親は共働きで、互いに話し合う時間もなく、すれ違いの毎日からか頻繁に夫婦喧嘩を起こしていた。
私が夜中に寝ている時にも関わらず、リビングの方からは両者の怒号と叫び声が聴こえてくる。いつも決まって夫婦喧嘩の最後は、母がリビングの隅で目を赤く充血させて啜り泣く声だけが室内を木霊していた。そのせいで私も眠れない日々が続いたーー。
ーーそんなある日、母が私を祖母の元へと連れて行った。理由は知らない。概ね私の引き篭もり生活が長かった為に、祖母に預けて私生活の改善を促したかったのかなと今になって思ったりもする。
私は自分と歳がさほど変わらないであろうランドセルを背負った小学生達を横目に、制服ではないラフな格好で道端に落ちている小石を蹴っていた。すると祖母が私の手を握りだし、何故か満面の笑みを見せてきた。当時、祖母が私にずっと何かを喋りかけて来ていたのを覚えているが、詳細にはその会話の内容を覚えてはいない。ただ祖母の屈託のない笑顔とやけに強く私の手を握ってきていた事だけは、未だに鮮明に記憶として残っている。
一体、私は何処に連れて行かれるのかなと思っていた矢先、祖母がいきなり歩くのをやめた。そして私の手を離して、前方を指差し始めた。続けざまに私の肩に優しく触れてニコッと笑みをこぼした。
祖母が指差した場所は、県内では有名な公園であった。ブランコや滑り台、シーソーなどがある。だが先客もいた。幼稚園児や赤ちゃんをおんぶした大人の女性達の姿があった。私は祖母を見た。しかし祖母は私の肩を擦るばかりで、一切口を開かない。私に対して無言の圧力で、公園で遊んできなさい、と言いたいのだろう。だが無理だ。私はそこまで幼稚ではない。
赤子をおんぶする大人の女性達の視線が痛い。祖母はというと持病である腰痛を労りながらベンチに腰掛けている。私は遊具で遊んでいるフリをしながら公園内一帯を見渡した。林に囲まれた公園、鳥の囀る声、何かの慰霊碑も置かれていた。そうして自身の思いに耽っていると、知らず知らずの内に時間が過ぎていた。
祖母はというとベンチでウトウトと眠たそうにしている。
その抜け道は、夏の日差しを遮るかのようにして木々が覆い被さり木陰を作っている。人通りも少なく、私にとっては心地が良かった。先程まで五月蝿く鳴いていた蝉達も何故かここでは静かであった。
すると林の中からガサガサと音を鳴らして一人の少女が現れた。背丈は自分とはあまり変わらない。恐らく私と同じ小学生だと思う。裸足で足は泥に塗れて、衣服の隙間からは褐色した肌と痛々しい擦り傷の跡がチラホラと目立つ。赤い頭巾を被った少女を注視して視ていると、なにやら何かを捕まえている様子であった。紺色のモンペに赤い頭巾を被ったその少女から、いつしか私は目が離せなくなり、思わず近付いて話しかけて見ることにした。
「何してるの?」、恐る恐る私がそう話しかけると、「アオガエル!」と少女はニコニコした様子で、私に掌一杯に握りしめた青蛙の死骸を数匹見せてきた。私は更にその少女の事が気になり、質問を立て続けに行った。
「カエルどうするの?」
「食べるんだよ」
「カエルって美味しいの?」
「美味しいよ、ほらイナゴも一杯」
少女はそう言うと、嬉しそうにしてポケットから5、6匹程のイナゴの死骸の束を見せてきた。すると束の中から一匹だけイナゴを手に取り、器用に羽と足を毟り取ると、口の中へと放り込んだ。ムシャムシャといった咀嚼音とイナゴの体液が口元周りに付着した。私は少女が身寄りのない捨て子なのだろうと思った。
「君は1人?」
「オカァと一緒だよ」
「お母さんどこ?」
「そこだよ」
少女は藪の中にある洞穴を指差してそう言った。中の様子は暗く、私には獣の住処にしか見えなかった。
立て続けに何度も何度も「オカァー!」と叫び続ける。私は少女の手を握り、「もういいよ、お母さん寝てるんじゃない?」と言ってみたが少女は叫ぶ事をやめない。するといきなり少女に異変が現れた。
何かに恐れるようにして空を見上げ始め、汗、涙、尿、糞が一斉に地面へと流れ落ちた。グチャグチャになった顔を手で拭いながら、「アツい、アツい!」と泣きじゃくり、自分の糞尿塗れとなった地面を転げ回った。次第に少女の皮膚は爛れて溶けていき、声も出ない状態と化し、先程までの人間の姿からは到底予想も出来ないであろう焼死体へと変貌を遂げてしまった。
終
何故、この体験談を洒落怖スレで語ろうかと思ったかというと、先日その少女と出会った場所に久し振りに訪れたからです。
そして後になって気付いた事が、赤い頭巾の少女が指差していた洞穴は、戦時中に使われていた防空壕であった事が最近になって知りました。
その防空壕の写真を貼ります
今では立入禁止となっており中には入れません。
ここまで読んでくれた人、ありがとうございました。失礼しました。
右端に少女の顔文字がうつってる
夜寝てるとたまに金縛りにあった。
しかも金縛りの間、寝てる私の周りを何かが走り回る
トタトタという足音、体の上にポスっと乗って来る感触、しかも顔も踏みつけていく肉球感。
完全に猫の大運動会であった。もちろん猫は飼っていない。
猫好きだった私は怖いながらも少し癒されていた。
怖いは怖いので目を開けられなかった。もし猫じゃない姿だったら怖すぎるので。
ある日、ひとしきり大運動会をした猫が私の枕元で丸くなる気配があった。
撫でたい。
そう思った私は金縛りで動かない体を無理矢理動かした。相当頑張った。欲が金縛りに勝った瞬間である。
手をなんとか枕元まで持っていき、猫の場所へ。
モッフゥと柔らかい毛並みの感触。暖かい体。
やはり猫だ。感触だけで可愛い。
しかしやはり怖いので目は開けられない。でも可愛い。怖可愛い。
しばらくモフモフしてると消えてしまった。と同時に体は楽になった。
引っ越してからは金縛りにあってない。
今でも大運動会しているんだろうか。
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