というか、誰に言っても信じてもらえないから吐き出したい。
陸上のJ官だ。現役か退役かは想像に任せる
1人で?複数人での体験か?
1人…だったかな。他に同じ体験したやつを探したけどいなかったよ
いろんな駐屯地から、いろんなやつが集まってみっちりがっつり扱かれるんだ。
タイトルにあるように、それがどうしたの?
そうだな。まず結論から言うと、よくある異世界?に迷い込んだ感じの話だ。
俺も5ちゃんに書き込むのははじめてだから、慣れてない面があるけどそこはすまない
過程とか知りたいので過程は手短に頼んだ
それで、何十キロという距離を行軍することになったんだ。
その時の俺は、所謂ロケットランチャーと小銃を担いで歩いていた
この時は一人?
いや、人数はかなりいた。でも、夜間だから正直言って10mm前を歩く人間がうっすら見えるくらいだった
先に行っておくが、みんなが良く聞くレンジャー訓練ではない。
それで、野営のために全員が集合して、テント(本当は呼び方があるが割愛)を組み立てる組と、周囲を警戒する組に分かれた
それで、俺は周囲を警戒する組になったんだ。
バディ(以後バディとよぶ)とコンビを組んで、野営地から少し離れた場所に歩哨に立った。
その時はロケットランチャーは野営地に置いていったな。
お互いに疲れてたし、夜だったからタバコ吸いながら眠気と戦ってたんだ
護身用の何かは持ってた感じ?
小銃…あー、89式っていうアサルトライフルだ。基本みんな持って動いている。
でだ。そこから1時間くらい経った頃かな。俺も耐えてたんだけど、つい寝落ちしてしまった
バディが銃持ったまま寝ちゃったんだ。俺も「疲れてるからしゃあない」と思って、そっとしておいた
ふと、奇妙な音で…いや、声?だったかな。目が覚めたんだよ。
てっきり教官が近くに来たのかと思ったんだ。バレると怖いしな。
でも、その音は妙に甲高いというか、そうだな…今にして思えば、小学生くらいの女の子の声だったように思う
生き物で例えると?
うーん…狐の鳴き声…でもないような、なんだろ。少女の声がしっくりくるんだよね。
それで、その声が近くなってきてな。流石に怖くなったんで、いい加減バディを起こした。
声のことを話したら、そいつも目が覚めたようで「聞こえるな…」って感じだった。
ふと、民間人が迷い込んだか?と思ったんで(今にして思えば場所的にそんなことないんだけどな)
バディに歩哨を任せて見に行ったんだ。
声の方向はわからなかったが、とりあえず行動したかった。
動いて大丈夫か?
本当は良くない。でも、その時はそうしなきゃって思ってたんだ。
で、小川に落ちて最悪と思ってたが、ふと気がつくとさっきの少女の声が近くなった気がした。
俺は震えながらも、声のする方向に銃を構えてゆっくり進んだ。
弾丸が入ってないから、武器としては棍棒くらいにしかならんが、それでもJ官の本能として構えてた。
15分くらい歩いたかな。気がついたら、周囲の植生が変だと思ったんだ
何かの状況(訓練でのイベントみたいなもの)かと思ったけど、どうにもおかしいって思ったんだ。
なぜならその教育隊には女性ってのは1人もいないからな。
近くで別の部隊がいるのかとも思ったが、そんな感じでもない。
バディはまだ寝てたし、起こそうか悩んでたがそのままにしておいて銃を構えてた
それで足元を照らしつつ歩いてたんだ。
でも正直心許ないライトだったから、足を滑らせて5mくらい斜面を滑り落ちてしまった。
落ちた先が運悪く小川で、尻から落ちたから下半身がぐっしょぐしょになった
よくあるホラーにありがちな、完全に変な植物じゃないんだけど、どこかこの世のものとは思えない感じがした。
スマホとか持ってたら写真撮れたんだが、その時は同じ班のやつがやらかして全員没収されてたからな。
そうだな、うまく説明できないが、急に海外の原生林に足を踏み入れたイメージかな
その時の写真はある?
スマホは持ってなかった。没収されて駐屯地だったからな。
>>40
うーん…夏、だったな。でも、秋口に差し掛かってたと思う。
そんで、その鳥居の奥に、苔まみれの平たい石が道のように置いてあった。日本庭園でよくあるやつって
いえば伝わるかな?
声は、その奥の方から聞こえてきた。
今思えば、夜で貧弱なライトだったのによくコケ生えてるってわかったな…
声の正体を知りたいって欲が勝ってな。ゆっくりと声の方向っぽいところへ向かった。
すると、急にひらけた場所に出た。上空は木が生い茂って見えないが、地面だけ整地されたかのように
綺麗になってた。
そこに、平たい石を積んだ塔みたいなのと、寂れた鳥居?みたいなのがあった
人の気配は?
説明が難しい。多分、見た目はさほど変わんなかったのかな…その場にいたら違和感がすごいから、すぐわかったと思う。
俺はその鳥居をくぐって奥に進んでいった。でも、その時失念してたんだが、ついつい鳥居の中央を
通ってしまったんだ。中央は神様の道?っていうんだっけか。
で、鳥居を通った瞬間、感覚がやけに鋭くなった。疲れとか、下半身のぐしょぐしょとかが
一気に気にならなくなったけど、視覚と聴覚がすごい敏感になったと感じた。
そのまま銃を構えて先に進むと、ぼんやりと人影が見えた
そして、はっきりと見えたのは、黒髪の…小学4年くらいの少女だった。
今でも覚えてる。一糸纏わぬ裸体のとても綺麗な少女だった。
その少女が、小さな木製の祠?に腰掛けて…なんだっけ、かごめかごめ?を歌ってた
裸体って裸って事?
うん、完全に裸。下着も何もない。
で、近づいてきた時に気がついたんだ。下世話な話だが、男の本能とでもいうのか、少女の
恥部を見てしまったんだ。そこで気づいた。
体が綺麗だった。乳首も、前から見えるであろう陰部もなかったんだ
足元のコケの石の道は、その祠に続いてた。
しばらく見とれていると、その少女と目が合ったんだ。
俺は、何もできなかった。思考が完全に止まってた。
すると、その少女は祠を降りてゆっくりと俺に向かって歩いてきた
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
その少女は、俺に近づいて口を開いた。
でも、はっきり言って何を言っているのかわからなかった。
日本語に近い言語だったような感じだけど、意味がわからなかったんだ。
で、俺が「あ…」とか「えっと…」とか言ってると、少女も言語が通じないとわかったのか、
興味が俺から銃の方へ向かったっぽかった。
銃に興味を持った少女は、俺の銃を突いたり、触ったりしていた。
興味津々って感じだったが、あまり他人が触っていいものでもない。
伝わるか、わからないけど、「これはダメだよ」ってのを言いながら背中に背負いなおした。
なんというか、少女は特に残念がるでもなく、ただ無表情だった
思って腕時計を見ると、デジタル表示が「88:88」になってた。
ありえないことが起きたから、ここで少しパニックになって「帰らなきゃ」ってなってな。
目の前の少女にごめんって言いながら戻ろうとしたんだけど、鳥居のところまで来たら眩暈がして、
そのまま気を失った
どうやら少女が引っ張ってくれたのか、とも思ったが、フル装備の成人男性を引っ張れるのか?と今にして疑問が残る。
起き上がると、少女は僕の近くで座って装備とかを眺めていた。
さっきダメだよって言ったからか、見てるだけだった感じだった。
俺は、さっきまでものことを思い出して、鳥居から出られないのか、と少し絶望していた。
早く戻らないと、訓練に支障が出るし、捜索隊も出されてしまう。そうなると後が怖かった。
ダメもとで、少女に「帰らないといけないんだ。どうやったら出られる?」と聞いた。
通じたかはわからないけど、俺の言葉を聞いた少女は、俺に右手を差し出した。
手を掴めという意味か?と思った俺は右手で握り返したが、首を横に振られた。
違うらしかった。
とはいえ銃や装備を渡すわけにはいかない。どうしたものかと考えてた。
そんな時、先ほどから使っていたブルーライトを思いついた。
ライトは自分で買った私物だ。それなら別に、渡しても出費が痛いだけで問題はないだろう。
そう考えた。
装備からライトを外した俺は、それを目の前で使ってみせた後、少女に渡した。
少女はそれをまじまじと見た後、納得したかのようにうなづいて、祠の扉?を開けて放り込んだ。
結構雑に扱うんだな、なんて暢気なことを考えてた。
そしたら、少女が俺の前にまた座って、いきなり抱きついてきた。
突然のことにびっくりしたが、急なことだったし俺も油断してて振り解けなかった。
あんな感じで、目の前が真っ暗になったんだ。
次に目を覚ました時は、俺は小川のそばでずぶ濡れになって寝ているところだった。
周囲には俺を探しにきた隊員や教官がいて、俺を必死に呼び起こしていた。
どうやら、俺は小川に落ちたところで気を失っていたらしい。
落ちた時の音をバディが聞いて、大声で助けを求めたと後日聞いた。
そのせいで俺は訓練離脱。不合格にはならなかったが、教官から軽く小言をもらった。
バディのやつに、「声の正体を見た気がする」って言ったんだが、バディは「は?」って感じだった。
いわく、俺がフラフラと歩哨から離れて勝手に小川に落ちていったらしい。
いやいや、お前も聞こえただろ、声が。って言ったんだが、記憶にないらしかった
1(俺)
身長180
体重70
顔はそこそこいいらしい
彼女はなし
趣味はサバゲー
バディ
すけべ野郎
教官
怖い。でもいい人。
少女
黒髪のロング。イメージとしては地獄少女が近いかも。
服は着てない
乳首、陰部なし
身長は140くらい
背筋が凍りつくほどの美少女。かわいいとかじゃない。少し怖い
一応行動中に落ちないように、カナビラとかで脱落防止してたから、外そうと思わなきゃ外れない
俺もその1回限り。以後その演習場に行く機会はあったけど、明確な場所とかは思えてないし、
祠を確認するためだけに演習場行けないからね。
以上、これが俺の体験した話。聞いてくれてありがとう。
あとは質問とかに答えていくよ
建物なぁ…賽の河原みたいな石の塔が鳥居の周りにあったのは書いたよね?
うーん…正直、俺もじっくり見てたわけじゃないからなぁ
フル装備は…どこまで書いていいんた?
とりあえず
・小銃・銃剣・弾倉・水筒・救急品・携行シャベル・鉄帽
くらいかな
>>84
少女は腰まで伸びた黒髪。前髪はぱっつん。
細身。折れそうだと思った。
身長は…さっき書いたな。
少女のスペックって何かけばいいのん
小銃ってハンドガン的なの?
アサルトライフルのこと。多分「89式小銃」って調べたら出てくると思う。
そうだよね、専門用語多いよね…
顔つきは日本系?
そうだね、完全に日本系だったと思う。
でも、肌は病的に白かったかな…白人とも違う感じ?
うーん、感覚鋭くなったのそのせいかなぁって思ったんだけどね。
特にこれと言って、どうこうってのはなかったかも…すまない、紛らわしくて
では、おやすみなさい
何県何市の何山かとか
時間空いたのでやってきました。
>>96
あまり詳しいことは言えませんが、本州の演習場とだけ言っておきます
結論としては何も見つからなかった感じですが、その演習場近辺の部隊に所属している先輩から、
興味深い話を聞きました。
そもそも、J隊は怪談とかホラー現象に出くわすっていう話が多い(旧日本軍関連が多い)のですが、
今回も部隊に伝わる怪談話みたいな感じで知っている人は知っているみたいな感じだそうです。
曰く、突如として朦朧としながら隊列行動から離脱する隊員が多いエリア、というのがあるようで、
その隊員に話を聞くと、「近くに部隊の人がいるのに、見ず知らずの場所で彷徨っていた。気がつくと
草むらで目を覚ました。」みたいな話です。
過酷な訓練をしているので、幻覚が見えたりって話は全国あるのですが、完全に迷子になるっていうのは
中々聞きません。
人の声がした。」「明らかに隊員ではない人影を見た」ぶっ飛んだものだと「空とぶ龍を見た」
なんて話もあるらしいです。
その先輩はそういう体験をしたことはないとのことですが、もしかしたら、人里離れた山の中には、
人智を超えた何かがいるのかもしれませんし、限界まで疲労困憊になった人間はそういうものと
接触しやすくなるのかもしれません。
先輩は、疲れすぎて幻覚見てるだけだろって一笑してましたが。
あの少女ともう一度会いたい。とふと思ってしまいます。
魅入られて…いるわけではないと思いたい。
特にレンジャーの訓練とかはそうらしいですね。
いやぁ、挑もうとするだけでもすごいのに、クリアして帰ってくる人がいるんだもんなぁ…
あとはやはり暑い時期だと、そういうのが多くなるとは聞きましたね。
それ熱中症って言わない?とは思いましたが…
それでも美少女に会う経験は羨ましいような怖いような
ぐ、確かに体調不良だったというか疲労がすごかったというか…
でも、夢や幻覚にしてはやけにリアルだったのは覚えてます。
あぁ、もう一度会えるなら会ってみたい…
明晰夢だから異世界ではないというつもりはないですよ。
私は時々この明晰夢を見ることがあるので経験者です。
夢を夢と自覚できるってやつでしたっけ?
興味はあるけど、逆に疲れそう…
でも、確かに可能性としてはあり得るのかな…夢で異世界に…ロマンがありますね
もしかしたら、何かあるのかもしれないですし、そういう話を聞いてたから無意識でそういう幻覚を見たか…
幻覚を見てない人(普通にぶっ倒れた人)が話題にならないから、幻覚が突出して語られるのか…?
狐は少し思ったんですよねぇ。
狐の嫁入り?みたいな感じだったのかなぁ
オカルト研究室室長の考察
自衛隊の方の書き込みということで非常に興味深いですね。自衛隊の方は心霊体験や奇妙な現象に遭遇することが多いのですが、今回のスレの内容も面白い内容ですね。しかしながら今回のスレの内容は幻覚などに近い可能性があるのではと思っています。疲労や緊張からくる極限状態では幻覚や幻聴もよくあることですのでそういった類のことなのかなというのが第一印象です。今回のスレ主さんが遭遇した女の子を「地獄少女に近いかも」と言っていたことからも意識の中にそういったものがあったので極限状態で幻覚や幻聴、あるいは夢も合わさって今回のようになったのかなと考えました。
オカルト視点で見ますと危害を加えるような妖怪や霊の類ではなく、神様(八百万の神などのイメージ)や神様の使い等が現れたという風にも見えますね。危害を加えるようなモノでなかったのが幸いです。
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引用元:とある公務員だけど、職務中に変な所に行った話する
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