自分が大学生のころの話になります。自分が通っていた大学の近くに心霊スポットと呼ばれる場所がありました。
海沿いの松林の中にけっこう長い直線の一本道。この道は昔、軍用道路と呼ばれていました。この道をクルマで時速20kmを守りながら定速で走っていると、松林の中に行軍している兵隊さんが見えるといううわさがありました。
大学時代のダブルデート中にこの心霊スポットにチャレンジしたことがありました。そして、定速で走っていると、仲間の一人が、「茶色っぽい服着た人が歩いているのが見える。」「なんか、ずぶ濡れっぽい感じがする。」と言い出し、そのままビビッて逃げ出しました。
それで、終わっていれば、なんともなかったのですが、帰ってから降りる時に気づいたのが、クルマの後部座席の真ん中が、びっちょり濡れていたことです。これには全員、2度ビックリ!。もう心霊スポットのたぐいには、近づかなくなりました。
オカルト研究室室長の考察
タクシーの怪談では乗客を乗せていたがいなくなって乗客がいたところが濡れていたなんていう話をよく聞きますよね。
学校のあった場所にかつて軍用道路があったとのことですが、当時の訓練は厳しく訓練中に命を落とす方もいたということですので、激しい雨が降る中の訓練で命を落としてしまった兵隊さんの霊がついてきてしまったのかもしれませんね。
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