私が、通っていた高校の怪談話をさせていただきます。
私が通っていた高校は今は男女共学になっているのですが、20年くらい前は男子校でした。ある話では、共学校にした方がより、生徒数が伸びるのではないかと意見があり男子校から共学校にしたのですが、その際今の学校の建物は狭い為広くした方が女子もある程度の人数の入学ができるという話になり、学校を建て替えることになったのですが生徒からは自分たちが過ごした来た学校を壊すのは反対という声がかなり上がったそうです。
それに対して先生たちは、授業を中断してまでなせ男女共学にしたらよいかと生徒を説得をしていたそうなのですが、それでも納得がいかない生徒は先生に強く言い寄るものの、学校側は聞く耳を持たないで、建て替えの話を進めてしまったのです。
建て替え当日は生徒全員が学校の門の前で壊されてしまう学校を悲しそうに眺めていたらしいのですが、その生徒たちを先生たちが見ていると毎日のように学校を壊すのを反対していた生徒がその場にいなかったため、先生が急いで他の生徒や先生たちと一緒に学校の周りなどを見てを探したのですが、どこにも見当たずその何日か後先生の耳に校長から驚く事実が入ってきたのです。
学校が壊される日の前日の夜にいなくなってしまった生徒が学校に忍び込んで最後の学校を見に来ていたらしい。
たまたま解体工事の、業者の方が前日から一番作業が大変そうな2階の廊下から教室辺りまで行く部分の作業に取り組んでいたらしく、男子生徒はその際、巻き込まれて亡くなったと。
後でわかった話では、絶対女子をいれたくなかったと。その生徒は、同じ学年の男子生徒の事をずっとおもっていたという話でした。
私が入学をしてからもずっと言われていることは、男子生徒が亡くなったであろう場所は学校の希望で全部解体はしていないということです。ただ、そこに女子生徒が一人で通ると叫び声が聞こえる為、その場所を通る女子生徒はほとんどいないと。
オカルト研究室室長の考察
学校の解体工事に巻き込まれてしまうということはなかなか考えにくいとは思います。
本人が隠れてでもいない限りはそういった事故は起きないでしょう。
ただし、女子生徒が一人で通ると叫び声が聞こえるということですから、何かしら女性に対して伝えたい・訴えたいことがある男子生徒の霊がいるということはあるかもしれませんね。
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