死後の世界へと続く黄泉比良坂(よもつひらさか)は島根県に実在する

不思議な話

日本には神話の時代から死者が住むという黄泉の国に通じる黄泉道があったといわれており、その名残らしき場所は現代でも島根県松江市で見おることができます。それが『黄泉比良坂(よもつひらさか)』です。

島根県松江市のJR揖屋駅より徒歩20分ほどの場所に黄泉比良坂はあります。人気のない山道を歩いて行くと、突然鳥居のように立つ2本の石柱が表れ、柱と柱の間には結界の役割のしめ縄がかけられています。このしめ縄を潜り抜けるとそこには大きな二つの岩があります。
これが「古事記」や「日本神話」の中で「伊邪那岐命(イザナギノミコト)」が黄泉の国へと通じる道をふさいだ岩なのではないかといわれています。

黄泉比良坂にまつわる神話

「伊邪那岐命(イザナギノミコト)」と「伊邪那美命(イザナミノミコト)」は本州をはじめとし8つの島と35の神々を産んだ(古事記の国産み)。しかし、最後の火の神を産んだ時に伊邪那美命(イザナミノミコト)は陰部に大やけどを負ってしまい、それが元で亡くなってしまいました。
伊邪那岐命(イザナギノミコト)は伊邪那美命(イザナミノミコト)の死をあきらめられず、黄泉の国まで訪れることに。黄泉の国についたのですが、伊邪那美命(イザナミノミコト)はすでに黄泉の国の食べ物を食べてしまったため、もう戻ることはできないと。しかし、黄泉の国の神と相談してくるので決してその間は私の方を見ないでくださいと伊邪那美命(イザナミノミコト)は言い御殿の奥に行ってしまいました。
伊邪那岐命(イザナギノミコト)はしばらく待ちましたが、御殿の方に行ってしまいました。そこで見た伊邪那美命(イザナミノミコト)は蛆虫がたかり、体のあちこちに雷神がとりついていました。醜い姿を見られた伊邪那美命(イザナミノミコト)は怒り狂い、逃げる伊邪那岐命(イザナギノミコト)に黄泉醜女(よもつしこめ)を追いかけさせましたが何とか逃げ切り、ついには伊邪那美命(イザナミノミコト)自らが追いかけてきましたが、大きな岩で、黄泉比良坂を塞ぎ無事に現世に戻ってくることができ、こうして伊邪那岐命(イザナギノミコト)は黄泉津大神(よもつおおかみ)と呼ばれることになりました。

現在に残る黄泉比良坂

黄泉の国への入り口をふさいだのが、千引の岩(ちびきのいわ)といわれており、今も黄泉比良坂で見ることができます。黄泉比良坂は「伊賦夜坂(いふやざか)」とも呼ばれており、かつては心霊写真スポットとして知られており、現世と黄泉の国がつながるのは夕方のみという言い伝えもあります。
一方、黄泉の国に残った伊邪那美命(イザナミノミコト)は黄泉の国の大神になったといわれており、黄泉比良坂に祀られている石碑には子宝のご利益があるといわれています。

オカルト研究室室長の考察

聖闘士星矢に出てくるゴールドセイントかに座のいデスマスクの積尸気冥界波で飛ばされる先が黄泉比良坂ということを初めて知り、古事記でもその存在を知ったのですが、まさか島根県に実在しているとは知りませんでした。
黄泉の国への入り口ということですので洞窟など地下に通じるものがあったのでしょうかね。島根県には黄泉比良坂だけでなく出雲大社もあるのでいつか訪れてみたいです。


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