
巨大宇宙船・第三次世界大戦・ロシア政変 ― ババ・ヴァンガが遺した2026年の予言
「アメリカの同時多発テロを予言していた」として世界的に知られる、盲目の予言者ババ・ヴァンガ。彼女が遺したとされる2026年の予言のうち、すでに2つが的中したとして、ネット上で改めて注目を集めている。今回はこのババ・ヴァンガの経歴と、2026年の残された予言について紹介したい。
竜巻で視力を失った少女が、予言者になるまで
ババ・ヴァンガは1911年、ブルガリアで生まれた。12歳のとき竜巻に巻き込まれて視力を失ったとされ、この出来事と時を同じくして、不思議な力に目覚めていったと伝えられている。30代を過ぎたころから、予知や治癒、占いの能力が広く知られるようになり、各地から多くの人が彼女のもとを訪れるようになったという。中でも最も有名なのが、2001年のアメリカ同時多発テロを予言していたとされる言葉だ。「二羽の鉄の鳥が、我々のアメリカの兄弟たちに突っ込み、罪なき人々の血が川のように流れるだろう」という発言が、事件後に大きな話題となった。もっとも、ヴァンガ自身は文字を書き残しておらず、こうした予言の多くは口伝や周囲の証言として後年伝えられたものであり、その正確な出典や真偽については、現在も議論が分かれている点には留意が必要だろう。
すでに「的中」したとされる二つの予言
信奉者たちの間では、2026年の予言のうち、すでに二つが的中したという見方が広がっている。一つは自然災害に関するもので、2026年3月にミャンマーで発生したマグニチュード7.7の大地震がこれに当たるとされる。もう一つは、AI技術が職場に広く浸透し、機械が人間の仕事を大規模に代替し始めるというもので、近年の生成AIの急速な普及がこの予言と結びつけて語られている。
まだ実現していない三つの予言
一方、2026年内に実現するとされながら、まだ現実になっていない予言も三つ残されているという。一つ目は「巨大な宇宙船の飛来」で、11月ごろ、巨大なUFOが地球の大気圏に突入し、人類が地球外生命体と接触するとされる。アメリカ政府によるUFO関連情報の公開が続いていることも、この予言への関心を後押ししているようだ。二つ目は「第三次世界大戦の勃発」で、台湾情勢をめぐる緊張の高まりから米露間の軍事的対立へと発展するというシナリオが語られている。三つ目は「ロシアの政変」で、年内にウラジーミル・プーチン氏が権力の座を失い、新たな指導者に代わるという内容だ。
専門家は「憶測にすぎない」と指摘
もっとも、こうした予言に対しては懐疑的な見方も根強い。専門家の間では、ヴァンガの予言は「憶測に基づくものであり、事実に基づいた根拠はない」との指摘がなされている。信奉者の間で語られる「的中率85パーセント」という主張についても、独立した第三者機関による検証を受けたものではない点は、押さえておく必要があるだろう。
オカルト研究室室長の考察
大きな地震や技術革新など、実際に起きた出来事を後から予言と結びつける解釈は、ノストラダムスの予言などにもたびたび見られてきた手法だ。曖昧な言葉ほど、後から都合よく現実と重ね合わせやすくなる。とはいえ、残る三つの予言が本当に年内に起きるのかどうかは、今後の世界の動き次第で自然と証明されることになる。年末に向けて、静かに見守ってみるのも一興かもしれない。









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